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妊娠

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妊娠しやすい(健康な)身体づくり6つの基本

①毎日湯船につかる

お風呂
 お風呂をシャワーで済ませずに湯船につかることはとても重要です。湯船につかると体をしっかり温められますが、メリットはそれだけではありません。
 お湯につかると、全身の血行が均等に良くなります。つまり血液が体の隅々まで行き渡るということです。血液が全身に行き渡れば、体の隅々まで酸素と栄養素を届けることができます。そして、体の末端にとどまっている二酸化炭素や老廃物などの排泄も盛んになり、一つ一つの細胞が活性化されます。体のあらゆる細胞をイキイキさせるには、この毎日のリセットが必要です。
 さらに、漢方薬や病院で処方された薬を服用している人は、湯船につかって血行が良くなれば、体中にしっかりと薬の効果を行き渡らせることができます。「風呂に入るなんて当たり前」と思うかもしれませんが、大切なことです。自分が心地よいと感じる温度や入浴時間で構いませんので、ぜひ毎日続けて下さいね。

②朝ごはんにみそ汁を飲む

みそ汁
「朝、みそ汁を飲む」というのは、全ての人にお勧めしたい食養生です。
朝はパン食の人も多いと思いますが、出来るだけ工夫をして取り入れてみて下さい。
 女性は年齢を重ねると必ず閉経を迎えます。閉経を東洋医学的に解釈すると「出す血が無くなった状態」と言えます。それなら閉経した人は貧血なのかというと、もちろんそうではありません。では「血がなくなる」の「血」とは何なのでしょうか? ここで考えられるのは「女性ホルモン」です。先ほどの「血」の代わりに「女性ホルモン」という言葉を入れてみるとしっくりきます。「女性ホルモンが無くなると閉経する」、つまり閉経は女性ホルモンの分泌が減少することで起きるもの、ということです。
 閉経の定義は1年以上月経が無いこととされますが、月経が無いということは女性ホルモンがそれ以前より減っているということです。東洋医学的に言うと、女性ホルモンが減っている状態は「血虚」です。女性は年齢を重ねるうちに、誰もが少しづつ血虚になっていくのです。
 みそ汁の主成分は大豆ですが、大豆は「血」を補う作用があります。ただし食べ物なので、その効果は穏やかです。年齢とともにゆっくりと進む血虚に対しては、大豆の穏やかな補血作用がちょうど良いのです。
 またみそ汁は発酵食品です。基本的に発行した食べ物は体を温める性質があります。
 
 みそ汁は温かくして飲むので、朝のみそ汁は1日の始まりに体の内側から温めるとても良い食養生なのです。朝にみそ汁を作る余裕がない人は昼や夜でも構いませんが、普段体を冷やす生活をしている人には朝のみそ汁をオススメします。
 みそ汁に入れる具材に決まりはありません。あえて言えば、いろいろな色やいろいろな味の具材を入れられるといいですが、いつも冷蔵庫にある自分が食べなれた食材で構いません。顆粒だしを使っている人はわざわざダシをとらなくてもいいですし、あらかじめカットされた冷凍野菜などを活用すれば包丁を使わなくても作れます。
 普段みそ汁を作っていない人は、具材と味噌でお湯を溶くだけのインスタントから始めても良いでしょう。毎日続けることが大事なので、頑張り過ぎず、続けやすい方法を見つけて下さいね。

③フレッシュなものを食べる

野菜
 食事の栄養バランスをとることと同じくらい妊娠しやすい身体づくりに大切なのが「食べ物の新鮮さ」。出来るだけ鮮度の良いものを食べるようにする必要があります。
 高齢での妊娠を希望する人にとって大切なのは、出来るだけ体(特に卵巣機能)の老化を遅らせることです。女性は生まれた時に既に卵胞(卵子の袋)を持っており、その数は年々減っていきます。卵胞の残数を増やすことは出来ませんし、卵子を若返らせることもできません。そのため、出来るだけ体と卵子の老化を早めないようにすることが、最も重要なのです。
 体が老化するということは体がさびる(酸化する)ということでもあります。新鮮なものは鮮度が落ちたものに比べて酸化していません。また、東洋医学的に考えると鮮度のいい食べ物には生命力(気)があります。一方時間が経過したものは、栄養(血)はあっても生命力(気)はありません。
 妊娠は新たな生命を宿すものです。新しい生命を宿すには生命力のあるものを食べることが大切な要素の一つと言えるでしょう。
 鮮度の良い食材を取り入れるだけでなく、時間の経過した揚げ物や総菜などは極力買わないようにする、どうしても食べたいときは自分で作るか、作り立てのものを食べられるお店に食べに行く。こういう意識も必要です。
 また、緑黄色野菜に代表されるように、野菜には抗酸化作用(老化防止の働き)があるものが多いので、特に新鮮な野菜はオススメ。ただし(生)野菜サラダに偏らないように、出来るだけ煮たり焼いたりして火を通して食べるようにしましょう。

④冷たいものや南国のフルーツを控える

南国フルーツ
 冷たいものが体にあまり良くないのはご存知と思います。冷蔵庫から出したばかりの食べ物やアイスは、極力控えましょう。特に胃腸を冷やすのは健康のために良くないです。胃腸は、飲食物を消化吸収して身体のエネルギーを作りだす機能を担っています。つまり、生まれて後は特に胃腸がその人の体を作る、といっても過言ではありません。胃腸の働きが悪いと健康な体を作ることはできないのです。
 また、南国のフルーツ(例えばバナナやパイナップルなど)は薬膳的に体を冷やします。一般的に、南国に育つものは食べると熱を冷ます作用があり、寒い場所で育つものは温める作用があるとされます。ですから、次に出てくる「身土不二(しんどふじ)」という考え方が基本です。ただ、体質も関係してくるので一概には言えない部分もあって、日本でも沖縄に住んでいる方は南国のフルーツを食べても大丈夫かもしれませんし、暑がりの体質の方は問題ない場合もあります。実際には人によって異なるのですが、一般的には避けた方が無難ということです。

⑤遠い土地でできたものを食べない

和食
 東洋医学的な食養生の一つに「身土不二(しんどふじ)」という考え方があります。身土不二は大まかに言うと「その土地で、その季節にとれた旬のものを食べるのが健康に良い」という考え方です。「どこまでがその土地のもの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、「できるだけ地元産、ひいては国産」と考えれば大丈夫です。むしろ大切なのは、その考え方を基本にした「遠くの土地でできたもの(今まで食べなれていない外国産のもの)を食べない」ということです。
 最近でいえば、ココナツオイルとかいわゆるスーパーシードなどなど、TVやネットで「体に良い」「妊娠力を高める」といった宣伝につい試したくなります。真新しいものや「他の人が元気になった、妊娠できた」と言われると、魅力的であり、自分もそうなれると期待しますが、必ずしもいいことばかりでない場合があります。例えば、「体にいいから」とそういった食品をとっていて、湿疹ができ始めたとか、何か最近体調がおかしい、という方がいらっしゃいました。
 食べなれていないものは食べない、という視点で食生活を見直してみると、さまざまな健康食品やブームになっている食べ物など、どれが試してもよくて、どれはやめた方がよさそうなのか判断基準ができます。
 では、食べ慣れないもの、外国産のものは絶対食べない方が良いのかというと、そうではありません。ただ、妊娠しやすい体質を作るには、体を健康に保つことと同じくらい、「不調を起こしそうなものを避ける」という守りの姿勢も大切なのです。日頃食べ慣れている食材では原因不明の不調も起きにくいのです。ですから基本的に、日本で昔から食べられているものが良い、と言えます。

⑥夜10時までに寝るようにする

睡眠
「わかっているけど、なかなか難しいよね」という方は多いと思います。ですが、実行してみると体調が良くなる方が多いのも事実です。
 夜の10時から2時ごろは、東洋医学的に言うと「陰」のピークの時間帯であり、体のエネルギーが補われる時間帯でもあります。この時間帯にしっかり身体を休めることで、消耗したものが補われ疲れも取れやすくなり、体調が整ってくるのです。「寝る子は育つ」と言いますが、やはり寝ている時に成長ホルモンの分泌が促され、すくすく育つわけですが、成長ではないにしても、適切な時間に十分な睡眠をとることは、体の元気補充に欠かせません。
 「仕事や家事が忙しくて、夜10時に寝るなんて無理!」という方も、毎日の生活リズムを工夫して、遅くとも午前0時までには必ず寝るようにしてくださいね。

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